Unity2019.3以降でPostProcessingStackを使いたかったのですが、今まで通りPostProcessLayerとPostProcessVolumeを追加して、PostProcessingProfileを作成して…としても、何も変わりませんでした。
ありがちな原因として、
- PostProcessVolumeのIsGlobalにチェックが入っていない
- Profileを作成していない or PostProcessVolumeに作成したProfileを指定していない
- PostProcessLayerのLayerを指定していない
- UIの場合はCameraの設定がOverlayになってしまっている
あたりが考えられます。
ここら辺に問題があった場合もありますが、Unity2019.3以降を使っている人はもっと根本的なミスがある可能性大です。
2019.3でPostProcessingStackが変更された
URP(Universal Rendering Pipeline)やLWRP(Light Weight Rendering Pipeline)が原因かとも思ったのですが、Unity2019.3を使っていることが原因でした。
なんとUnity2019.3以降ではPostProcessingStackが大きく変更されていたのです。
PackageManagerからPostProcessingをインストールする必要はなくなり、
- PostProcessLayer → Universal Additional Camera Data
- PostProcessVolume → Volume
に置き換わりました。
そのため、これまでのPostProcessVolumeやPostProcessLayerをアタッチしても全く意味がなく、UniversalAdditionalCameraDataとVolumeを使わなければならないということです。
確かによく見るとURPのサンプルシーンにもUniversalAdditionalCameraDataとVolumeが使われていました。
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