Eclipseと、その日本語化プラグイン「Pleiades」を導入したのでその時の覚え書き。
EclipseとPleiadesのバージョン
この記事を書いた2018/02/08時点での最新バージョンを使用しました。
- Eclipse:バージョン Oxygen.2 Release (4.7.2)
- Pleiades:バージョン 2017.07.23
Eclipseのインストール
Eclipseの公式ページ( https://www.eclipse.org/ )から、
右上のDOWNLOAD→左のDOWNLOAD 64 BITを選択。
すると下のページに行くので、DOWNLOADボタンを押してダウンロードします。
https://www.eclipse.org/downloads/download.php?file=/oomph/epp/oxygen/R2/eclipse-inst-mac64.tar.gz
「eclipse-inst-mac64.tar.gz」がダウンロードできたら、ダブルクリックで展開。
すると「Eclipse Installer.app」を入手できるので、それを実行します。
今回はJavaを使いたかったので「Eclipse IDE for Java EE Developers」を選択。
あとはインストール先のフォルダに問題がなければINSTALLボタンをクリック。
これでEclipseがインストールできました。
「eclipse-inst-mac64.tar.gz」「Eclipse Installer.app」は不要であればもう削除してしまっても構いません。
Pleiadesのダウンロード
Eclipseを開いてみると、英語になっています。
もちろんこのままでよければすぐに使えるのですが、日本語化するにはもう1つ日本語化してくれるプラグイン「Pleiades」を導入する必要があります。
Pleiadesの公式ページ( http://mergedoc.osdn.jp/ )にいき、「Pleiades All in One ダウンロード」ではなく少し下の「Pleiades プラグイン・ダウンロード」からMacを選びダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを展開すると「pleiades-mac」フォルダが得られます。
PleiadesをEclipseに導入
必要なものは手に入ったので、この2つを結びつけていきます。
まずFinderでEclipse.appの場所を表示します。
初期設定のままだと「/Users/”ユーザ名”/eclipse/jee-oxygen/」に入っているはず。
見つかったら、Eclipse.appを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択。
するとContentsフォルダが出てくると思うので、Contents > Eclipse > dropinsにいきます。
dropinsフォルダの中身は空の状態だと思うのですが、そこに先ほどダウンロードして展開した「pleiades-mac」フォルダをドラッグ&ドロップして入れます。
↓こんな感じの構成
そして、Contents/Eclipseフォルダ内にある「eclipse.ini」を開き、ファイルの末尾に以下を追記してください。
-Xverify:none
-javaagent:../Eclipse/dropins/pleiades-mac/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
2行目は「pleiades-mac」フォルダの下層にある「pleiades.jar」ファイルの場所を示しています。
数年前はフォルダの名前等が少し異なっていた(pleiades-macではなくpleiadesだった、など)ようなので、もし異なる部分があれば適宜変更してください。
記事執筆時点ではこれで大丈夫です。
追記したら保存して閉じます。
実行
Eclipseを開いている場合は一度閉じてから、Eclipseを開いてみると日本語化に成功していると思います!
↓最初の画面(起動時に「ようこそ」を表示する設定にしている場合)
最初の画面まで行かなくてもロード画面でもう「…をロード中」と日本語が出てきているのですぐわかりますね。
うまく行かない場合
もしEclipseを開いても日本語になってない場合は、「eclipse.ini」を変更し忘れてないか確認してください。
Pleiadesのフォルダを入れただけでは日本語化されません。
また、Eclipseを開くことができなくなった場合は「eclipse.ini」に記述した内容が間違っている可能性が高いです。
タイプミスはないか、「pleiades.jar」ファイルの場所は適切か、フォルダ構成は適切かを確認してみてください。
ちなみにWindowsの場合は「eclipse.ini」に追記するものが少し異なり、
-Xverify:none
-javaagent:dropins/pleiades-win/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
となるようです。(Windowsでは確認してないです。間違ってたらごめんなさい)
以上、Eclipseの導入とPleiadesを用いたEclipseの日本語化の方法でした。
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