Catalinaでウィンドウが点滅(非アクティブ状態になる)不具合の解決方法が判明

macOSをCatalinaにアップグレードしたところ、ウィンドウがアクティブ状態と非アクティブ状態を繰り返し、常に点滅しているような状態になってしまいました。

特定のアプリケーションで起こるわけではなく、全てのアプリケーションのウィンドウで起こります。

そのためChromeで解決方法を検索しようとしても、検索バーに入力しようとするたびにウィンドウが非アクティブになるため、一瞬でカーソルが外れてしまい入力にも一苦労。
 
この不具合の原因と解決する方法を見つけましたので、記事にしました。
検索しても明確に解決する方法が出てこなかったので、誰かの助けになれば幸いです。

環境

macOS Mojave → Catalina 10.15.1
US配列キーボードでKarabiner(バージョン12.2.0)を導入済み

原因

US配列キーボードでは必須アプリである「Karabiner」が原因でした。

Catalinaから、Preferencesの「セキュリティとプライバシー」に「入力監視」という項目が追加されました。
Karabinerはそこに追加する必要があり、デフォルトだと追加されていないため新たに追加する必要があります。

この追加方法(Karabinerを有効化する方法)については下記ページを参考にしました。
https://qiita.com/Naturalclar/items/84213a9bf54d2e3992ae

実際に常駐アプリからKarabinerを削除すると、ウィンドウの点滅は治まりました。
常駐アプリの削除はMacの画面の一番上にあるメニューバーからKarabinerを探し(正方形のアイコン)、クリックして「Quit Karabiner-Elements」を選択します。

メニューバーからKarabinerのアイコンが消えていれば、ウィンドウの点滅は起きないはずです。
(もしこれでまだウィンドウの点滅が起きていれば、また違う原因かと思います。)

Karabinerの何が悪かったか、なのですが
単純に「KarabinderのバージョンがCatalinaに対応していなかった」のが原因でした。

解決方法

再度Karabinerを起動し、メニューバーのKarabinerアイコンをクリック、そして「Check for updates…」を選択。
 
アップデートが可能な場合はアップデートできると思うので、バージョン12.6.0以降にアップデートします。
(Karabinerは12.6.0からCatalinaに対応しているようです。)
 
アップデートが完了すると、無事通常の動作に戻りました!

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